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- ■ 2ウエイ用チャンネルデバイダ回路(-12dB/oct)
- ■ 3ウエイ用チャンネルデバイダ回路(-12dB/oct)
■ 2ウエイ用チャンネルデバイダ回路(-12dB/oct)
- 2ウエイ用の真空管チャンネルデバイダ回路です。 3極管をカソードフォロアとして使用します。
- 正負電源を用いることで、入力のコンデンサを省くことができ、グリッド周りも単純な回路になります。
- 電源電圧Vは、100V程度で良いでしょう。
- 3極管は、12AU7、12AT7、5670Wなど多くの種類が使えます。
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- クロスオーバー周波数は、fc=1/(2×π×C1×R)
- 図中の定数kの値により、遮断特性が設定できます。
- k=2.4(2.5)は、バタワース型(山根式)と呼ばれ、fc付近の切れ味が良いことが特徴です。
- k=1.4 は、ベッセル型と呼ばれ、過渡応答特性が良いことが特徴です。
- k=1.0 は、CRを2段重ねたフィルタと等価な特性となり、素直な音質が特徴です。
- Rは100kΩ〜200kΩとすれば良いでしょう。
- 参考:アクティブ・フィルタ
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■ 3ウエイ用チャンネルデバイダ回路(-12dB/oct)
- 2ウエイ用の回路を応用した、3ウエイ用の真空管チャンネルデバイダ回路です。
- ミッドレンジは、ハイパスフィルタとローパスフィルタを組み合わせて構成します。
- 電源電圧Vは、2ウエイ用と同じく100V程度で良いでしょう。
- 3極管は、2ウエイ用と同じく12AU7、12AT7、5670Wなど多くの種類が使えます。
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- クロスオーバー周波数1は、fc1=1/(2×π×C1×R)
- クロスオーバー周波数2は、fc2=1/(2×π×C2×R)
- 図中の定数kの値により、遮断特性が設定できます。
- k=2.4(2.5)は、バタワース型(山根式)と呼ばれ、fc付近の切れ味が良いことが特徴です。
- k=1.4 は、ベッセル型と呼ばれ、過渡応答特性が良いことが特徴です。
- k=1.0 は、CRを2段重ねたフィルタと等価な特性となり、素直な音質が特徴です。
- Rは100kΩ〜200kΩとすれば良いでしょう。
- 参考:アクティブ・フィルタ
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