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■ エレクトロニクスのノート

オームの法則
キルヒホッフの法則
直流の電力と電力量
抵抗の直列接続
抵抗の並列接続
テブナンの定理
ノートンの定理

■ オームの法則

V=RI  I=V/R
 
V:抵抗に加える電圧---単位はボルト(volt)、単位記号はV
I:抵抗に流れる電流---単位はアンペア(ampere)、単位記号はA
R:抵抗---単位はオーム(ohm)、単位記号はΩ
 

■ キルヒホッフの法則

  ・キルヒホッフの第1法則(電流則)
任意の接続点に流入する電流の和は0に等しい。
 
1+I2+I3+I4=0
 
  ・キルヒホッフの第2法則(電圧則)
回路中の任意のループを構成する素子の電位差の和は0に等しい。
kirch2
(V1−E1)+V2+(−V3+E3)−V4=0
 

■ 直流の電力と電力量

P=VI  P=RI2=V2/R
 
W=Pt
 
P:抵抗が消費する電力---単位はワット(watt)、単位記号はW
V:抵抗に加える電圧---単位はボルト(volt)、単位記号はV
I:抵抗に流れる電流---単位はアンペア(ampere)、単位記号はA
R:抵抗---単位はオーム(ohm)、単位記号はΩ
W:時間tの間に消費される電力量---単位はワット時(watt-hour)、単位記号はWh
 

■ 抵抗の直列接続

合成抵抗Rと各抵抗の電圧
 
R=R1+R2+R3+・・・+Rn
 
1=R1I,V2=R2I,V3=R3I,・・・Vn=Rn
 

■ 抵抗の並列接続

合成抵抗Rと各抵抗の電流
 
1/R=1/R1+1/R2+1/R3+・・・+1/Rn
 
1=V/R1,I2=V/R2,I3=V/R3,・・・In=V/Rn
 

■ テブナンの定理

内部に電源を含む回路網があり、それに2つの端子がある。 2端子間の電圧(開放電圧)をV、2端子のインピーダンスをZ0とすれば、2端子に任意のインピーダンスZを接続したときに流れる電流Iは、
 
I=V/(Z0+Z)
 

■ ノートンの定理

内部に電源を含む回路網があり、それに2つの端子がある。 2端子間を短絡したときに流れる電流をI、2端子のアドミッタンスをY0とすれば、2端子に任意のアドミッタンスYを接続したときに現れる電圧Vは、
 
V=I/(Y0+Y)
 


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